研究

本講座のメンバーが最近行っている研究を紹介します。

1.生存時間解析法

法整備に基づき全ての都道府県で癌登録がなされることとなり、そのデータを有効活用することが期待されています。癌登録生存期間データの解析法としてはPoher-Perme推定量(Poher-Perme et al. 2012, Biometrics)が標準的な方法として受け入れられてきていますが、打ち切りが生存期間と無関係という独立打ち切りを仮定しています。実際の癌登録データの解析においては、打ち切りが患者背景(共変量)に依存する共変量依存打ち切りが問題となり、打ち切りと共変量の関連のモデル化による方法(wPP法)あるいは生存期間と共変量の関連をモデル化する方法(OR法)が既存の方法として利用可能でした。しかしながら、それぞれモデリングが適切になされることが妥当な推測に必要となり、その部分の不確実性がつきまといます。Komukai and Hattori (2017, Biometrics)では、両者の方法を組み合わせ、いずれかのモデル化が適切であれば妥当な推測を与える二重頑健推定量を提案しました。この方法はネット生存時間という概念の推定を与えていますが、癌登録データ解析におけるもう一つの重要な概念として相対生存比があり、疫学研究において広く用られていらています。Komukai and Hattori (2020, Statistics in Medicine)では、同様のアイディアにより、共変量依存打ち切りの下で相対生存比に対する二重頑健推定量を提案しました。さらに、その推測の前提をデータに基づいて確認する二重頑健検定手法を導入しました。

上記の方法も含め、癌登録データに対する手法は一般(非癌)母集団に対する生命表データベースを利用しています。これが癌症例の非腫瘍関連死亡率をよく近似することが解析の前提になりますが、実際には一般母集団生命表には癌症例が含まれる可能性があり、死亡率の算出には腫瘍関連死亡も含んでいます。この影響を考慮した統計解析法の研究を行っています(Komukai, Rachet and Hattori, in preparation)。

2.観察研究における交絡因子の調整法

2.1 多重頑健推測法

無作為化研究はもっとも信頼度の高い研究方法として受け入れられ、臨床医学の発展に大きく貢献しています。一方で、費用面や倫理的な面で無作為化研究の実施が困難な場合も見られ、既存のデータベースなどの観察研究の有効活用の重要性が高まってきています。観察研究においては、交絡因子の影響を適切に調整することが必要となり、目的変数と共変量の関連のモデリングに基づく方法(OR)や、傾向スコア、すなわち、共変量と治療選択の関連のモデリングによる方法が利用できます。これらの方法で交絡因子を適切に調整するには、それぞれの関連のモデリングが適切であることが必要となります。このモデリングの不確実性を軽減する目的で、ORと傾向スコアによる重み付け推定法の両者を組み合わせ、いずれかの少なくとも一方のモデリングが適切であれば交絡因子の影響が適切に調整できる、二重頑健推定法が注目を集めています。Hattori and Henmi (2014, Biometrics)では、更に傾向スコアによる層別解析を組み合わせることで、傾向スコアのモデルとして複数のモデルを許容する層別解析の方法を提案しました。このような複数の候補のモデルを許容する方法論は多重頑健推定と呼ばれ、モデル選択とは異なるパラダイムによる新しい統計的推測の枠組みと考えることができます。先行研究では経験尤度法に基づく多重頑健推定量が提案されてきましたが(Han and Wang 2013, Biometrika)、この方法は傾向スコアの重み付き推定に相当しており、我々の方法はより頑健な層別解析を組み込んでいる特徴を持っています。Nomura and Hattori (2018, Communications in Statistics, Simulation and Computation)では、純粋に傾向スコアの層別解析に基づいて、傾向スコアのモデリングの誤特定に対して非常に頑健でかつ簡明な多重頑健推定量を提案しています。

2.2 高度な因果推論手法の適用による観察研究の解析

総務省消防庁の全国院外心停止患者登録データベースは、国際的に統一されたウツタイン様式に基づいて収集され、救命救急士による医療行為に関する様々な研究に有効活用されています。院外心肺停止症例に対して救命救急士によって実施される治療の有効性を評価するために通常の傾向スコアを用いた解析が頻繁に実施されていますが、心肺停止症例に対してのみ実施可能である高度な治療の有効性を評価する際には通常の傾向スコアを使用した解析では対応できないバイアスの存在が指摘されています(Andersen, Grossestreuer, and Donnino. 2018, Resuscitation)。すなわち、治療介入症例はその時点まで心肺停止状態の症例に限られ、状態の悪い症例ほど介入を受けやすくなるため、結果として介入効果を過小評価する可能性があります。これは蘇生時間バイアス(一般的な疫学研究では、不死バイアス)と呼ばれ、疫学研究で重要視されています。このバイアスに対して、時間依存共変量を伴うCox回帰モデルによる時間依存傾向スコアとrisk-set matchingを組み合わせることで、介入群と非介入群の蘇生時間の分布の偏りを調整する方法が提案されています(Lu 2005, Biometrics)。我々は実際の院外心肺停止患者登録データベース解析において、この高度な因果推論手法を応用し、蘇生時間バイアスを考慮した下で、救命救急士による治療の平均因果効果を評価した結果を複数報告しています(Izawa, Komukai, Gibo et al. 2019, BMJ; Okubo, Komukai, Izawa et al. 2019, Resuscitation; Matsuyama, Komukai, Izawa et al. 2020, J. Am. Coll. Cardiol.)。これらの結果は、蘇生時間バイアスを考慮することで、通常の傾向スコアを用いた解析と異なる結果が示されるなど、院外心停止患者の蘇生率向上のためのエビデンスとして、国際心肺蘇生ガイドラインの改定にも大きな影響を与えると期待されます。

3. メタアナリシスの方法論

3.1. 生存時間を評価項目とするバイオマーカー研究(予後因子研究)のメタアナリシスの方法論

バイオマーカーなどの背景因子と生存期間の関連を調べる予後因子研究は広く行われ、疾患の特徴付けや治療標的の探索に重要な役割を果たしています。Cox比例ハザードモデルは生存時間解析の標準的な方法として広く用いられていますが、バイオマーカーの評価には十分でなく、診断法の解析手法であるROC解析を生存時間解析と結びつけた時間依存性ROC解析が提案され(Heagerty et al. 2000, Biometrics)、臨床研究にも応用されてきています。我々は肺癌におけるFDG-PETと生存時間との関連を調べる研究(Zaizen et al. 2012, European Journal of Radiology)において、時間依存ROC解析の適用を試みましたが、症例数が十分でなく意味のある結果を得ることができませんでした。このことに動機付けられ、Hattori and Zhou(2016, Statistics in Medicine)では、論文中に報告されている予後因子研究結果のメタアナリシスに基づいて時間依存ROC解析を行う方法を開発しました。この方法により、メタアナリシスによって被験者数を著しく増やすことができ、その結果、効率的に時間依存性ROC曲線の推測が可能となりました。この方法は1年生存率など、特定の固定した1時点での解析を意図していますが、応用上は多時点の同時推測が重要になります。そのような指標として生存時間に対するC-indexの統計手法が注目されています。我々は、メタアナリシスに基づいて生存時間に対するC-indexを推定する方法の開発を行っています(Hattori and Zhou, in preparation)。

関連する研究として、Sadashima, Hattori and Takahashi (2015, Research Synthesis Methods)では、ROC解析ではなくハザード比に基づく予後因子研究の要約の方法を議論しています。

3.2.診断法研究のメタアナリシスの方法論

前節で取り扱った生存時間データの場合に比べて、目的変数が二値となる診断法研究のメタアナリシスの方法は、要約ROC曲線の方法が確立され、広く応用されています。一方で、要約ROC曲線の解析にも問題が残されています。

ROC曲線は感度と特異度すなわち、疾患の状態を与えた下でのバイオマーカーの分布による解析であり、バイオマーカーの測定値を手にしている医師や患者の意思決定に直接結び付きにくい欠点を有しています。一方、陽性および陰性予測値はバイオマーカーの値を与えたもとでの疾患の確率として定義され、より解釈が容易で治療選択に有用な概念と考えられます。Hattori and Zhou (2016, Statistics in Medicine)では予測値に対するROC曲線に相当する予測値曲線を診断法研究の論文中の情報のメタアナリシスにより推定する方法を提案しました。予測値曲線をメタアナリシスにより推定する問題意識自体が過去になく、提案法が最初の方法を与えています。

医学研究では、良好な結果が得られた研究が論文として出版されやすく、メタアナリシスではそのような偏ったサンプルを対象として解析をせざるをないことになります。このような場合には解析結果に偏り(バイアス)がある可能性があり、このようなバイアスは公表バイアスと呼ばれています。通常の治療効果のメタアナリシスではfunnel plot, trim-and-fill法などの簡明な方法が広く用いられていますが、要約ROC曲線に対してはこれらの方法は適用ができません。Hattori and Zhou(2018, Statistics in Medicine)では、要約ROC曲線の推定にどの程度の公表バイアスの影響が生じえるかを見積もる感度解析法と呼ばれる方法を開発しました。これまで要約ROC曲線に対する公表バイアスの影響を評価する方法は皆無で、提案した方法が最初の提案を与えています。Hattori and Zhou(2018, Statistics in Medicine)の方法は、公表されやすさをパラメトリックモデルでモデル化した方法を見なすことができますが、診断法研究のメタアナリシスではどのような要因で公表されるか否かの推察が極めて困難で、想定しているパラメトリックモデルの適切性に対する疑念が残ってしまいます。より仮定に依存しないノンパラメトリック感度解析の方法の研究を進めています(Henmi, Hattori and Copas, in preparation)。

3.3.臨床試験登録システムを利用した公表バイアスの評価法

臨床試験登録システムを利用した公表バイアスの評価臨床試験のメタアナリシスにおける公表バイアスの問題などに対処するために、Clinicaltrials.gov、WHO International Clinical Trials Registry Platform (ICTRP)など、複数の臨床試験登録システムが利用可能となっています。2004年に主要医学雑誌の編集者からなる国際医学雑誌編集者委員会(International Committee of Medical Journal Editors; ICMJE)は、臨床試験登録システムへの事前登録を臨床試験結果のこれらの学術誌からの出版の条件とする共同声明を発出し、その結果登録が加速されました。臨床試験登録システムは、未公表研究の検索に有効であるが、現在のところ、検察ツールとしての利用がほとんどであり、膨大な登録情報を統計解析にいかに利用するかは議論されてきませんでした。我々は、公表バイアスに対する感度解析法であるCopas選択モデルの推測法に臨床試験登録システムに登録されている情報を利用した、より安定した推定法を提案しました(Ao, Komukai, Fried and Hattori, in preparation)。

研究実績

2020年

  • Kainuma S, Toda K, Miyagawa S, Yoshikawa Y, Hata H, Yoshioka D, Kawamura T, Kawamura A, Ueno T, Kuratani T, Kondoh H, Masai T, Hiraoka A, Sakaguchi T, Yoshitaka H, Shirakawa Y, Takahashi T, Saito S, Monta O, Sado J, Kitamura T, Komukai S, Hirayama A, Taniguchi K, Sawa Y. Restrictive mitral annuloplasty with or without coronary artery bypass grafting in ischemic mitral regurgitation. ESC heart failure, 7(4), 1560-1570, DOI:10.1002/ehf2.12705, 2020.
  • Ozawa H, Fukui K, Komukai S, Hosokawa Y, Fujita Y, Kimura T, Tokunaga A, Kozawa J, Iwahashi H, Shimomura I. Clinical Significance of the Maximum Body Mass Index Before Onset of Type 2 Diabetes for Predicting Beta-Cell Function. Journal of the Endocrine Society, 4(4), DOI:10.1210/jendso/bvz023, 2020.
  • Katayama Y, Kiyohara K, Komukai S, Kitamura T, Ishida K, Hirose T, Matsuyama T, Kiguchi T, Shimazu T. Relationship between the number of pediatric patients with rotavirus and telephone triage for associated symptoms. The American journal of emergency medicine, In Press, DOI:10.1016/j.ajem.2020.03.039, 2020.
  • Okada K, Wongboot W, Kamjumphol W, Suebwongsa N, Wangroongsarb P, Kluabwang P, Chuenchom N, Swaddiwudhipong W, Wongchai T, Manosuthi W, Assawapatchara N, Khum-On P, Udompat P, Thanee C, Kitsaran S, Jirapong L, Jaiwong C, Nedsuwan S, Siripipattanamongkol C, Okada PA, Chantaroj S, Komukai S, Hamada S. Etiologic features of diarrheagenic microbes in stool specimens from patients with acute diarrhea in Thailand. Scientific reports, 10(1), DOI:10.1038/s41598-020-60711-1, 2020.
  • Komukai S and *Hattori S. Doubly robust inference procedure for relative survival ratio in population-based cancer registry data. Statistics in Medicine, 39(13), 1884-1900, DOI:10.1002/sim.8521, 2020.
  • Kitano T, Sasaki T, Gon Y, Todo K, Okazaki S, Kitamura T, Kitamura Y, Sakaguchi M, Sobue T, Matsumura Y, Hattori S, Mochizuki H. The effect of chemotherapy on stroke risk in cancer patients. Thrombosis and Haemostasis, 120(4), 714-723, DOI: 10.1055/s-0040-1708484, 2020.
  • Shibata T, Watari K, Kawahara A, Sudo T, Hattori S, Murakami Y, Izumi H, Itou J, Toi M, Akiba J, Akagi Y, Tanaka M, Kuwano M, and Ono M. Targeting phosphorylation of Y-box binding protein YBX1 by TAS0612 and Everolimus in overcoming antiestrogen resistance. Molecular Cancer Therapeutics, 19 (3), 882-895 DOI: 10.1158/1535-7163.MCT-19-0690, 2020.
  • Matsuyama T, Komukai S, Izawa J, Gibo K, Okubo M, Kiyohara K, Kiguchi T, Iwami T, Ohta B, Kitamura T, Pre-hospital administration of epinephrine in pediatric patients with out-of-hospital cardiac arrest. Journal of the American College of Cardiology, 75(2), 194-204, DOI: 10.1016/j.jacc.2019.10.052, 2020

2019年

  • Takeuchi T, Kitamura Y, Sado J, Hattori S, Kanemura Y, Naito Y, Nakajima K, Okuwaki T, Nakata K, Kawahara T, Sobue T. Mortality of Japanese Olympic athletes: 1952-2017 cohort study. BMJ Open Sport & Exercise Medicine, 5 (1) e000653. DOI: 10.1136/bmjsem-2019-000653, 2019
  • Sado J, Morikawa K, Hattori S, Kiyohara K, Matsuyama T, Izawa J, Iwami T, Kitamura Y, Sobue T, Kitamura T. Full Moon and Out-of-Hospital Cardiac Arrest in Japan: A Population-Based, Double-Controlled Case Series Analysis. Circulation Reports 1(5), 212-218, DOI: 10.1253/circrep.CR-18-0030, 2019.
  • Matsuo N, Azuma K, Hattori S, Ohtake J, Kawahara A, Ishii H, Tokito T, Yamada K, Shibata Y, Shimokawaji T, Kondo T, Kato T, Saito H, Yamada K, Sasada T, Hoshino T. Association between soluble immune mediators and tumor responses in patients with non-small cell lung cancer treated with anti-PD-1 inhibitor. International Journal of Cancer, 144(5), 1170-1179, DOI: 10.1002/ijc.31923, 2019
  • Tanabe T, Shida D, Komukai S, Nakamura Y, Tsukamoto S, Kanemitsu Y. Long-term outcomes after surgical dissection of inguinal lymph node metastasis from rectal or anal canal adenocarcinoma. BMC cancer, 19(1), 733, DOI: 10.1186/s12885-019-5956-y, 2019
  • Oeda S, Takahashi H, Isoda H, Komukai S, Imajo K, Yoneda M, Ono M, Hyogo H, Kawaguchi T, Fujii H, Kawanaka M, Sumida Y, Tanaka S, Kawamoto H, Torimura T, Saibara T, Kawaguchi A, Nakajima A, Eguchi Y. Infection phase is a predictor of pruritus in patients with hepatitis B virus infection. Biomedical reports, 11(2), 63-69, DOI: 10.3892/br.2019.1224, 2019
  • Okubo M, Komukai S, Izawa J, Gibo K, Kiyohara K, Matsuyama T, Kiguchi T, Iwami T, Callaway CW, Kitamura T. Prehospital advanced airway management for paediatric patients with out-of-hospital cardiac arrest: A nationwide cohort study. Resuscitation, 145, 175-184, DOI: 10.1016/j.resuscitation.2019.09.007, 2019
  • Matsuyama T, Okubo M, Kiyohara K, Kiguchi T, Kobayashi D, Nishiyama C, Okabayashi S, Shimamoto T, Izawa J, Komukai S, Gibo K, Ohta B, Kitamura T, Kawamura T, Iwami T. Sex-Based Disparities in Receiving Bystander Cardiopulmonary Resuscitation by Location of Cardiac Arrest in Japan. Mayo Clinic proceedings, 94(4), 577-587, DOI: 10.1016/j.mayocp.2018.12.028, 2019
  • Kitagawa H, Kitajima Y, Kai K, Komukai S, Tanaka T, Koga Y, Manabe T, Noshirο H. Predictive value of the ratio of 8-hydroxydeoxyguanosine levels between cancerous and normal tissues in patients with stage II/III colorectal cancer. Oncology reports, 41(5), 3041-3050, DOI: 10.3892/or.2019.7086, 2019
  • Noda Y, Kawaguchi T, Korenaga M, Yoshio S, Komukai S, Nakano M, Niizeki T, Koga H, Kawaguchi A, Kanto T, Torimura T. High serum interleukin-34 level is a predictor of poor prognosis in patients with non-viral hepatocellular carcinoma. Hepatology research: the official journal of the Japan Society of Hepatology, 49(9), 1046-1053, DOI: 10.1111/hepr.13350, 2019
  • Noda Y, Kawaguchi T, Kuromatsu R, Komukai S, Nakano M, Niizeki T, Koga H, Kawaguchi A, Torimura T. Prognostic profile of patients with non-viral hepatocellular carcinoma: A comparative study with hepatitis C virus-related hepatocellular carcinoma using data mining analysis. Oncology letters, 18(1), 227-236, DOI: 10.3892/ol.2019.10285, 2019
  • Okubo M, Matsuyama T, Gibo K, Komukai S, Izawa J, Kiyohara K, Nishiyama C, Kiguchi T, Callaway CW, Iwami T, Kitamura T, Sex Differences in Receiving Layperson Cardiopulmonary Resuscitation in Pediatric Out-of-Hospital Cardiac Arrest: A Nationwide Cohort Study in Japan. Journal of the American Heart Association, 8(1), DOI: 10.1161/JAHA.118.010324, 2019

2018年

  • Sakurai R, *Hattori S. Goodness-of-fit test for the parametric proportional hazard regression model with interval-censored data. Biostatistics & Epidemiology (TBEP) 2(1), 115-131, DOI:10.1080/24709360.2018.1529347, 2018.
  • Shibata T, Tokunaga E, Hattori S, Watari K, Murakami Y, Yamashita N, Oki E, Itou J, Toi M, Maehara Y, Kuwano M and Ono M. Y-box binding protein YBX1 and its correlated genes as biomarkers for poor outcomes in patients with breast cancer. Oncotarget 9 (98), 37216-37228, DOI: 10.18632/oncotarget.26469, 2018.
  • Kawahara A, Abe H, Murata K, Ishii H, Azuma K, Takase Y, Hattori S, Naito Y, Akiba J. Screening system for epidermal growth factor receptor mutation detection in cytology cell‐free DNA of cerebrospinal fluid based on assured sample quality. Cytopathology 30(2), 144–149, DOI: 10.1111/cyt.12660, 2018
  • Matsuo N, Azuma K, Hattori S, Ohtake J, Kawahara A, Ishii H, Tokito T, Yamada K, Shibata Y, Shimokawaji T, Kondo T, Kato T, Saito H, Yamada K, Sasada T and Hoshino T. Inflammatory biomarkers for prediction of tumor responses in non-small cell lung cancer patients treated with anti-PD-1 inhibitor. Journal of Clinical Oncology 36(15), DOI: 10.1200/JCO.2018.36.15_suppl.e21050, 2018
  • Fujisawa S, Ueda Y, Usuki K, Kobayashi H, Kondo E, Doki N, Nakao T, Kanda Y, Kosugi N, Kosugi H, Kumagai T, Harada H, Shikami M, Maeda Y, Sakura T, Inokuchi K, Saito A, Nawa Y, Ogasawara M, Nishida J, Kondo T, Yoshida C, Kuroda H, Tabe Y, Maeda Y, Imajo K, Kojima K, Morita S, Komukai S, Kawaguchi A, Sakamoto J, Kimura S. Feasibility of the imatinib stop study in the Japanese clinical setting: delightedly overcome CML expert stop TKI trial (DOMEST Trial). International journal of clinical oncology, 24(4), 445-453, DOI: 10.1007/s10147-018-1368-2, 2018
  • Yamaji K, Kai K, Komukai S, Koga H, Ide T, Kawaguchi A, Noshiro H, Aishima S. Occult HBV infection status and its impact on surgical outcomes in patients with curative resection for HCV-associated hepatocellular carcinoma. Hepatobiliary surgery and nutrition, 7(6), 443-453, DOI: 10.21037/hbsn.2018.10.01, 2018
  • Okubo M, Gibo K, Wallace DJ, Komukai S, Izawa J, Kiyohara K, Callaway CW, Iwami T, Kitamura T. Regional variation in functional outcome after out-of-hospital cardiac arrest across 47 prefectures in Japan. Resuscitation, 124, 21-28, DOI: 10.1016/j.resuscitation.2017.12.030, 2018
  • *Hattori S and Zhou XH. Sensitivity analysis for publication bias of diagnostic studies for a continuous biomarker. Statistics in Medicine, 37(3), 327-342, 2018.
  • Nomura T and *Hattori S. Estimation of the average causal effect vis multiple propensity score stratification. Communications in Statistics, Simulation and Computation, 47 (1), 48-62, 2018.
  • Akihiko Kawahara, Chihiro Fukumitsu, Koichi Azuma,Tomoki Taira, Hideyuki Abe, Yorihiko Takase, Kazuya Murata, Tomohiko Yamaguchi, Yoshiki Naito, Satoshi Hattori and Jun Akiba.Combined test using both cell sediment and supernatant cell-free DNA in pleural effusion shows increased sensitivity in detecting activating EGFR mutation in lung cancer patients. Cytopatholgy, 29 (2), 150-155, 2018.
  • Masahiko Tanigawa, Masamichi Nakayama, Tomoki Taira, Satoshi Hattori, Yutaro Mihara, Reiichiro Kondo, Hironori Kusano, Ken Nakamura, Yushi Abe, Yusuke Ishida, Yoshinobu Okabe, Toru Hisaka, Koji Okuda, Kosuke Fujino, Takaaki Ito, Akihiko Kawahara, Yoshiki Naito, Rin Yamaguchi, Jun Akiba, Yoshito Akagi, Hirohisa Yano. Insulinoma‑associated protein 1 (INSM1) is a useful marker for pancreatic neuroendocrine tumor. Medical Molecular Morphology, 51(1), 32-40,2018.
  • Izawa J, Iwami T, Gibo K, Okubo M, Kajino K, Kiyohara K, Nishiyama C, Nishiuchi T, Hayashi Y, Kiguchi T, Kobayashi D, Komukai S, Kawamura T, Callaway CW, Kitamura T. Timing of advanced airway management by emergency medical services personnel following out-of-hospital cardiac arrest: A population-based cohort study. Resuscitation.128,16-23.201804.
  • Masashi Okubo, Koichiro Gibo, David J. Wallace, Sho Komukai, Junichi Izawa, Kosuke Kiyohara, Clifton W. Callaway, Taku Iwami, Tetsuhisa Kitamura. Regional variation in functional outcome after out-of-hospital cardiac arrest across 47 prefectures in Japan. Resuscitation.124, 21-28.201803.
  • Tanaka A, Komukai S, Shibata Y, Yokoi H, Iwasaki Y, Kawasaki T, Horiuchi K, Nakao K, Ueno T, Nakashima H, Tamashiro M, Hikichi Y, Shimomura M, Tago M, Toyoda S, Inoue T, Kawaguchi A, Node K, Pioglitazone Reduce Inflammation and Restenosis with and without Drug Eluting Stent (PRIDE) Study Investigators. Effect of pioglitazone on cardiometabolic profiles and safety in patients with type 2 diabetes undergoing percutaneous coronary artery intervention: a prospective, multicenter, randomized trial. Heart and vessels, 33(9), 965-977, DOI: 10.1007/s00380-018-1143-3, 2018
  • Yukimoto T, Morisaki T, Komukai S, Yoshida H, Yamaguchi D, Tsuruoka N, Miyahara K, Sakata Y, Shibasaki S, Tsunada S, Noda T, Yunotani S, Fujimoto K. The Palliative Effect of Endoscopic Uncovered Self-expandable Metallic Stent Placement Versus Gastrojejunostomy on Malignant Gastric Outlet Obstruction: A Pilot Study with a Retrospective Chart Review in Saga, Japan. Internal medicine (Tokyo, Japan), 57(11), 1517-1521,201801.
  • Kai K, Komukai S, Koga H, Yamaji K, Ide T, Kawaguchi A, Aishima S, Noshiro H. Correlation between smoking habit and surgical outcomes on viral-associated hepatocellular carcinomas. World journal of gastroenterology.24(1)58-68, 201801.

2017年

  • Takeharu Ono, Koichi Azuma, Akihiko Kawahara, Tetsuro Sasada, Satoshi Hattori, Fumihiko Sato, Shun-ich Chitose, Buichiro Shin, Jun Akiba, Hirohito Umeno. Association between PD-L1 expression combined with tumor-infiltrating lymphocytes and the prognosis of patients with advanced hypopharyngeal squamous cell carcinoma. Oncotarget, 8 (54), 92699-92714, 2017.
  • Tomohiro Shibata, Kosuke Watari, Hiroto Izumi, Akihiko Kawahara, Satoshi Hattori, Chihiro Fukumitsu, Yuichi Murakami, Ryuji Takahashi, Uhi Toh, Ken-ichi Ito, Shigehiro Ohdo, Maki Tanaka, Masayoshi Kage, Michihiko Kuwano, and Mayumi Ono. Breast Cancer Resistance to Antiestrogens Is Enhanced by Increased ER Degradation and ERBB2 Expression. Cancer Research 77, 545-556, 2017.
  • Hattori, S. and Zhou, X-H (2017). Meta-analysis of prognostic studies evaluating time-dependent diagnostic and predictive capacities of biomarkers. Matsui S. and Crowley J. J., editors, Frontiers of Biostatistical Methods and Applications in Clinical Oncology, pp257-276, Springer Monograph.
  • Komukai S and *Hattori S. Doubly robust estimators for net survival rates in analyses of cancer registry data. Biometrics 73, 124–133, 2017.