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若手医員 座談会

本日は若手の皆さんに、放射線治療を選んだ動機、実際に勉強したり働いてみたりしてどうかという点をお話していただこうと思います。

D1の先生方は4人が同期ということになりますが、
放射線治療を選んだ動機やしてみたい研究などありますか?

I:僕は高校生の時にサイバーナイフを用いたピンポイントの放射線治療の話を聞いて、興味を持ちました。その時から放射線治療医を夢見て医学部に入学して今に至るといった感じですね。あとは、がん治療として手術と比べた時に放射線治療がより魅力的に映ったのが決め手でしょうか。今はサイバーナイフだけでなく、IMRT、小線源治療、粒子線と、阪大は幅広く様々な治療を学ぶことができるのでしっかり身に付けたいと思います。

U:僕はポリクリの時の先生の話を聞いてですね。放射線治療医が未だ充足していない状況、関連病院の多さ、などの将来性から放射線治療を考えるようになりました。がん患者さんも高齢化が進む中で、身体の負担が少なく治療効果の高い放射線治療技術がどんどん進んできているので、社会のニーズにもマッチしていると思っています。

T:僕はもともと画像に興味があって、放射線診断を考えていました。初期研修期間に同じ病院の上級医の先生が阪大の放射線治療に進まれるとのことでお話を聞いて初めて、放射線治療の存在を知ったというか。。。笑。その後、画像をベースにした放射線治療に興味を持つようになりました。治療計画に用いられる画像診断の分野も日々進歩しているので、そちらの情報もアップデートしつつ、治療計画に活かしていきたいと思います。

N:僕の場合、父が消化器外科医だったので漠然と外科を第一に考えていたんだと思います。でもやはり外科という仕事はかなり体力的にきついですよね。で、将来を考えるときに父が放射線治療を勧めてくれたんです。僕自身も機械的なことも興味があるし、治療技術の進歩もコンピューターの進化とともにめまぐるしく進んでいて勢いがあるなと感じています。

D2 T先生、一年ローテーションも終わって、放射線科が何となくわかったかと思いますが、治療専攻の意気込み、現在の研究について教えてください。

そうですね、一年間診断と治療の一通りを研修させていただき、2年生からは生物研究を主として、先輩のご指導を仰ぎながら少しずつ慣れていこうというところです。まだまだ自分では何もできない状況ですし、何がしたいのかもわからず、3年間でどのような結果が出せるのか不安ですが、しっかり頑張っていきたいと思います。臨床の部分は週3コマの外勤アルバイトで収入面と経験面を補っていますね。あと、将来的にはBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)にも興味があって、臨床につながるような基礎的なデータを得られたらなと思っています。

D2 K先生、先生の経歴は他科からの転科ですが、きっかけなどお話いただけますか?

自分は婦人科からの転科になります。婦人科癌の診療に当たるうち、放射線治療の可能性・ポテンシャルが高いことに気づきまして。実際飛び込んでみて、予想通りの手応えを感じることができています。国内の放射線治療科で婦人科領域のアクティビティが高いところは数施設だと思うんですが、その中の一つである阪大に加わることができてありがたく思っています。さっそく臨床データをまとめまして、学会発表、論文執筆を進めていく予定です。

D3 T先生も基礎研究をがんばっていますが、手応えはどうですか?

いや、まだまだですね。実は大学のクラブが山岳部だったのですが、大先輩に平野前学長がおられまして、クラブの会などではお話させていただく機会も結構あったんです。先生が言われるには、実験は山登りのようなもので一歩一歩進んでいくしかないんだというお言葉が特に印象的でしたね。自分もそんな気持ちで日々取り組んでいますが、果たして今は山のどのあたりなのか、このまま進んで高い頂にたどり着けるのかなど、不安がないといったら嘘になりますが、今は頑張って続けていきたいと考えています。

D4 Y先生、K先生、女性の視点からみた当科のおすすめポイントはいかがでしょうか?K先生は出産も経験されましたね?

Y:放射線治療では実際の患者さんを診て、治療方針が決められること、疾患の幅が広いことなどが魅力だと思います。画像診断や病理診断はがん治療には欠かせない分野ですが、全身でがんを見たい先生にはオススメですよね。
K:出産のタイミングや仕事と育児の両立に対し不安や葛藤を抱えている女医さんは多いと思います。私もそうでしたが、小川教授はとてもその辺の両立に関して気にかけて頂いてくださり、今は子育てをしながら外勤先での臨床経験を積ませて頂き、論文執筆のテーマについてもご配慮いただいてとても充実した日々を過ごしています。患者さんを直接診て疾患を治療したい、なおかつ子供との時間も大切にしたいという方には魅力的な科だと思います。当医局は周りの先生方のご理解と配慮が厚く、あらゆる面でサポートしていただいており感謝しています。

S先生は、一年間の予定で当科研修中ですが、約半年経過して感想などありますか。

私は琉球大学から研修に来ています。やはり一番の違いはマンパワーでしょうか。特に医学物理士さんの数はさすがに阪大といった感じで充実していますね。阪大のいいところ、取り入れたいところをぜひ沖縄に持ち帰りたいと思います。

O先生、先生の研修の流れも通常とは少し変わった形だったと思いますが、
よかった点、悪かった点などありますか?

そうですね、自分は少し変わっていて、大学院を休学して大阪府立成人病センターで2年間のレジデント研修を受けた後に、当科とは別の生物の教室に学内留学のような形でお世話になりました。成人病センターでは同期で京都大学からのレジデントの先生もおられ、他学とのつながりもできましたし、豊富な症例をもとに臨床論文を2本書くことができたのもよい経験となりました。その後の大学院での生物実験では臨床で持った疑問点などをもとに研究を進め、集中して行うことができて大きな糧が得られたと考えています。現在は成人病センターや急性期総合医療センター、大阪医療センターなどとの連携大学院の制度もできたので休学の必要はないかもしれませんが、来年度から専門医制度のシステムが変わるようですから、これからの先生方は情報収集が必要でしょうね。

T先生、Drとして基礎研究からの学位取得となりました。現在の教室の基礎研究の基盤、今後の展開など教えてもらえますか?

入局当時は教室の生物研究は活発でなく、まさか生物研究で学位を取るとは思いませんでした。このような変化は小川教授が着任されてからです。私は消化器外科で癌幹細胞の研究する機会を頂き、それで学位論文を書きました。その研究経験を活かし、今は教員として、自分で研究計画を立て2人の大学院生と一緒に実験を進めているところです。研究費も徐々に獲得できており、少しずつですが良いサイクルに入っていると思います。今後は、臨床に活きる基礎研究を行いたいです。

現在は免疫チェックポイント阻害剤と放射線治療の併用や、新たな放射線増感剤の同定をメインにしており、面白い結果が出てきています。同時に放射線治療効果予測のためのバイオマーカー研究、唾液腺再生に向けた研究を行っておりますので、そのうち良い結果が出てくることを期待しています。放射線治療生物学の研究を行っている施設は、全国的にも少ないですし、阪大に入局するメリットのひとつであると思います。

皆さん非常に高いモチベーションを持って放射線治療を志しておられますね。本日は貴重な時間を頂きありがとうございました。

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