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研究課題

健康寿命、疾患感受性、および感性と情動に影響を及ぼす遺伝および生活環境因子の探索

 

研究責任者

酒井 規夫 (医学系研究科附属ツインリサーチセンター センター長・教授)

 

研究の目的

本研究は、医学系研究科附属ツインリサーチセンターにおける双生児研究の一環として、同センターに登録されている双生児のゲノム情報および疾患情報や疫学情報等を、生活環境因子が遺伝子の発現に及ぼす影響(エピジェネティックス)に注目して解析し、先天的な遺伝因子(遺伝子異常やゲノム多型など)の影響を組み合わせることにより、健康寿命および疾患感受性に影響を及ぼす因子を特定し、健康促進や疾病の発症・増悪の予防に役立つ予防検査法や予防医学的マーカー、生活環境改善法の開発を行うことを目的とする。

 

研究の意義

(医学的意義)

 発症の予測が行えるようになれば、発症のリスクがある患者については発症の予防措置や、発症前の予防的治療を開始することにより、疾患による健康障害を回避できる可能性がある。さらに、疾患の予後を予測することにより、疾患に罹患した患者の臨床経過が事前に予測でき、より効果的な治療や検査計画を立てることによって、患者の健康寿命の延長に貢献できると考えられる。

(社会的意義)

 これらの予後予測が確実に行えるようになれば、患者が不要な検査を受けることを防止でき、治療方針を効率的にたてることができるようになる。従って患者は不要な精神的・身体的・経済的負担から免れるとともに、自らの病態を予測できることにより検査や治療の必要性に対するより多くの情報を得ることができる。

 

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